2011年12月17日

まず、12年前のR-2000住宅の体験談 (生活体験10)


それでは最後に、Sさんご夫妻のQ値0.9Wの準パッシブハウス+業務用デシカでの1年余の生活体験を話していただきましょう。 ただ その前に・・・。
今から13年前に興銀ニューヨーク支店から帰国され、銀行の寮生活をされていたご夫妻が、R-2000住宅モデルハウスの室内空気環境に接して一目惚れ。千葉・八千代市に新居を建築しました。
入居1年後の感想談を「高気密住宅を拓く先覚者・先住人」(鵜野日出男編 住宅産業新聞社刊 税込1800円)に掲載していたので、その感想談の要点を 参考までに紹介します。

まず夏ですが、冷房を付けていることを忘れてしまうほどのソフトさがいいですね。
今までは熱帯夜でクーラーを付けっ放しで寝ると、あくる日は身体がどことなくけだるい。
クーラーを付けないと寝不足で翌日は一日中頭が冴えない。
これに対してこの家の冷房は、まず風を感じない。
これはニューヨークにもなかった柔らかさ。
寒がり屋の妻は、痛い風が感じないことを ことのほか喜んでいます。
私はぐっすり眠れるので早起きになった。
夏は5時に起きて犬をつれて散歩に行きます。一時間くらい散歩して薄く汗をかいて玄関のドアを開けると、何とも言えない爽やかな涼気が出迎えてくれる。
冷気やじとっとした空気ではなく 乾いた高原のような涼気がたまらなく嬉しい。
本当に「帰り甲斐のある家」という気がします。

冬は、この家に住んでみて、寒さは五感で感じるものだということを痛感しました。
今までは「ヒュー」という北風の音が聞こえた。その音を聞くたびに寒さを感じていた。
カラスの鳴き声も、外の寒さを連想させた。条件反射的に筋肉が収縮して疲れを感じていた。
そうした外部の余分な音がこの家には入ってこない。
したがって精神的にも暖かく、疲れない。
また、今までの家では、陽が当たると対流で空気が舞うのが見えた。
小さなホコリが舞っていたのだが、そのホコリがなく、したがって舞いもない。
対流を感じさせないことが暖かさの1つの条件だと知りました。

冬期の設定温度は21℃で、相対湿度は35〜40%というところ。
若干相対湿度が低いという気がしますが、今までのカラカラでノドがいがらっぽくなるのに比べるとすこぶる快適。
前の銀行のRC造の寮では、毎朝ガラスにびっしり付いた結露を大きなタオルで拭くのが日課。
黒カビは付くし、床は結露でビショビショ。
カーテンは真っ黒に汚れるしで、大変な思いをしていました。
ニューヨークに住んでいたのはデュプレックスという2戸1棟の貸家。
1970年代に建てられたものですが全てペアガラスが入っていた。
国際水準からいって日本の住宅がいかにみすぼらしいかが、サッシに明快に現れています。

2人の子どもが学校へ通っています。
引越してきて、直ぐ小さな訪問者が増えたので、2人とも寂しい思いをすることがなかった。
この家の室内環境が良いので、しょっちゅうピンポンという音がして誰かが遊びにきている。娘の部屋で誕生会をやりたいという申し込みもある。
そして、遊びにきた子どもたちの言うことが面白い。
「この家は、くつろげる !」

妻から、「今まではなんだかだと理由をつけて週末は出かけていたのに、最近は出かけなくなったわね」と言われたが、わが家が一番空気環境が良くて、身も心も休まる。
今までのようにリゾートホテルへ行って泊まりたいという気持ちが全然起きない。
子どもの絵日記のためだったら、近隣を車で行けば海をはじめ簡単なレジャーはいくらでもある。日帰りで十分にスキンシップが図れる。
わが家が一番ということが、本当の家族中心主義を生んでくれています。


posted by x-unoblog at 16:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 生活体験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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