2007年07月28日

壁パネルのポイント (フレーミング4)


ツーバィフォーの壁組を、雨の日とか暇な時にフレーマーが作業場で組み、現場へ運ぶという形も多く見られる。
分譲の現場ならともかく、散在戸建ての現場では、すべて現場加工にすると端材が多く出て処分に困る。 
つまり、産廃問題が大きくクローズアップされてきた。
現場のゴミを少なくするには、プレカット化とかパネル化は不可欠の条件に…。
そして、なんでもかでも、出来るだけパネル化することが素晴らしいことだという邪教も蔓延している。
そのために、耐震強度が著しく劣るものも目立つ。
また、やたらとランバーを多用したり、金物のお化けのようなパネルが出現してきて、不要な経費増になってもいる。お互いにもっと智慧を出しましょうよ。

外壁のパネル化で、絶対に守らなければならない点がある。
1つは、南面なら南面の壁を一体化しなければならない。
一体化していないパネルの壁はものすごく脆弱。
そのために、 
(1) 内壁がT字型にくる部分では、絶対にパネルを継いではならない。必ず910mm以上離れた部分で継ぐ。しかし開口部がきてどうしてかなわない時でも最低455mmは離す。
(2) また、T字壁以外でパネルを継ぐ場合も、頭つなぎがパネルの継ぎ目からずれていること。出来たらスタッド二つ分、910mm以上ずれていることが望ましい。
そのためには、最初から一部に頭つなぎのないパネルを作ればいい。
また、頭つなぎの継ぎ目は必ずしもスタッドの上でなくてもいい。
(3) そして、パネルの継ぎ目の外壁合板は工場では張らず、必ず現場で、2つのパネルを繋ぐ形に一枚物を張る。

2つは吹き抜けや勾配天井の場合は、原則としてバルーンフレーミングとする。
つまり長くて運送が難しいので、プレカット化して現場で組立てさせる。
この2つを守っていないツーバィフォーの壁パネルは、震度7だと倒壊はしなくても被害が出るおそれがある。

RIMG1783.JPG

RIMG1784.JPG

S邸では最初は208の壁を考えていた。それを途中から206に変えた。
その理由は断熱の項で説明する。
クレーン車でパネルを吊り上げ、ホールダン金物の中に納める。
通常の8尺高でなく、1階の壁高は9尺がマイスターの標準。
しかも、いまどきダグラスファーを使っている。このこだわりにはかなわない。
頭つなぎだけダグラスファーで、あとはSPFでも良いと思うのだが…。

RIMG1785.JPG

窓マグサとスタッドの内面がフラット。
そして、合わせマグサの中央に、特注で断熱材が挟んであるのが見える。

RIMG1794.JPG

上枠の継ぎ目から頭つなぎがずれている。

RIMG1788.JPG

内部間仕切り壁の頭つなぎの上にべバーバリアがあらかじめ装填されている。

RIMG1789.JPG

内部間仕切り壁には転び止め(ブロッキング)も装填されている。



posted by x-unoblog at 17:08| Comment(1) | TrackBack(0) | フレーミング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
腕時計 ミリタリー
Posted by 腕時計 at 2013年07月29日 19:59
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